日本ラグビー協会の清宮克幸副会長は28日、東京都内で記者会見し、国内プロリーグを2021年に発足させる構想を表明しました。
ラグピーの国内プロリーグを2021年に発足させる構想を表明
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日本ラグビー協会の清宮克幸副会長が、プロリーグ創設の構想を表明した。W杯開催12都市を本拠地としたプロチームを立ち上げ、20年秋に試験的に開催、21年秋に正式開幕。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 28, 2019
日本ラグビー協会の清宮克幸副会長(52)は28日、東京都内で記者会見し、国内プロリーグを2021年に発足させる構想を表明した。ワールドカップ(W杯)日本大会の12会場を本拠地とするチームをつくる考えで、トップリーグ(TL)のチームなどと交渉を進め、11月のW杯閉幕までに実現の可否を結論づけるとしている。
引用:Yahoo!ニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190728-00000052-mai-spo)
ラグビーのプロ化は厳しい?
今回のニュースを受けて、どのような反応があるのでしょうか。
調べてみたところ、「チャレンジしてみても良いのでは」といった、歓迎の声もあります。
しかしながら、「ワールドカップが終わったら、流行が終わってしまうのではないか」「地方都市が追随出来るほどの集客を見込めるのか」「代表育成に注力する形を取った方がよいのでは」といった、懐疑的な意見も多く見受けられます。
国内、国外の競技人口は?
ラグビーの競技人口は、どれほどあるのでしょうか。
2018年度における、世界のラグビーの競技人口は、960万人とされています。
日本国内の競技人口は、どうなのか。
調べてみると、2018年においては、およそ10万人。全国民のうち、わずか0.08%の方々しか、ラグビーを行っていないことが分かります。
さて、ラグビー大国の1つ、イングランドの競技人口と比べてみましょう。
イングランドの競技人口は、およそ35万人。全イングランド国民のうち、0.6%の方がラグビーに取り組んでいる計算となります。
絶対値的にも、割合的にも、日本のラグビーに対する意識の低さが窺えます。
国内のラグビー選手の報酬はいくら?
さて、ラグビー選手の現在の報酬はいくらになるのでしょうか。
調べてみたところ、平均年収はおよそ490万円~645万円になるとのこと。
数億円レベルの年俸が発表されている、サッカーや野球と比べると、どうしても見劣りしてしまいますね…。
ラグビープロ化構想厳しい?現在の国内、海外競技人口や報酬は?まとめ
ラグビーのプロ化構想について調べてみましたが、周りの反応的にも、現状的にも、実現させていくことの厳しさが目立つ結果となりました。
とはいえ、サッカーのJリーグ発足時にも、当初は疑問視されたものです。
清宮さんが逆境を乗り切りながら、実際にプロ化に向けて実現させていくことが出来るのか、注目していきたいですね。